元バルサコーチ、天才メッシの“将来像”に持論 中盤も適応可能と指摘「シャビになれる」
元バルサアシスタントコーチのトレント氏が、メッシの才能を称賛 「唯一無二の存在」
バルセロナなどでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを務めたドメネク・トレント氏が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及し、同選手が将来、元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(現アル・サッド監督)のような役割ができるとアルゼンチンメディア「Ole」に語っている。
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トレント氏はかつて、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、そしてマンチェスター・シティの3クラブで、グアルディオラ監督のアシスタントコーチを務めた。バルセロナ時代にはプロデビューからクラブ一筋を貫き、数々のタイトルを手にするとともに、歴代最多6度のバロンドールに輝いているメッシを指導。同氏は「Ole」に対し、メッシを一生に一度出会えるかどうかの逸材だと称賛している。
「私にとって、レオは唯一無二の存在だ。彼のような選手に出会えることはもう二度とないと思う。それだけではなく、彼は15年もの間、高いレベルを維持し続けてきた。いつの日か今のようなシャープさがなくなったとしても、それでも彼はベストだろう。2アシストとゴールにつながる動きを数回したとしても、それはレオにとっては良くない試合。これまでに数多くのフットボーラーを見てきたが、彼のように15年間もエリートでいる選手は見たことがない」
トレント氏はメッシを“インテリジェントな選手”と評しており、ゴールを量産するだけではなく、中盤を司る役割も遂行できるとの見解も述べている。
「彼はしばしば、ボールを受けるために中盤に落ちてくる。数年の間に、やろうと思えばシャビのようなプレーもできるようになるだろう。彼はボールを失わないし、アシストもでき、キャリアを通して自身の体の管理をしてきたのだから」
32歳を迎えた今もなお、驚異的な得点力を誇るメッシだが、トレント氏が指摘したように、中盤のオーガナイザーとしてプレーする日が来るだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)