「自宅なら捻挫確実」 韓国Kリーグの“10mバックヒール弾”に称賛「とんでもない」
Kリーグ大邱のブラジル人FWセシーニャが決めた華麗タッチ弾に海外驚嘆
韓国Kリーグの1部リーグでスーパーゴールが生まれた。29日の第4節、大邱FC対尚州尚武FCで「ゴールキーパーが何もできなかった」という華麗タッチからネットを揺らし、海外メディアが「美しい一撃」「自宅なら捻挫確実」と絶賛している。
新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた韓国Kリーグは今月8日に開幕。無観客のなかで試合を行っているなか、大邱FC対尚州尚武FCのゴールに注目が集まっている。
試合は0-0のまま前半を折り返したなか、後半6分にホームの大邱がカウンターを発動。一気に敵陣まで侵入して右サイドから低弾道のクロスが送られる。タイミングよく中央へ走り込んだブラジル人FWセシーニャが、股下にボールを通すと同時にジャンプし、右足のインサイドでミート。ゴールに背を向けたような体勢から華麗なシュートを流し込んだ。
米サッカー情報サイト「The 18」は「このKリーグの情報源は、あなたの世界に少しの光をもたらす」と映像付きで紹介。「大邱は尚州尚武と1-1で引き分けたが、後半序盤、12ヤード(約11メートル)のバックヒールの美しい一撃で無得点の拮抗状態を打ち破った」と伝えた。
またボスニア・ヘルツェゴビナメディア「SportSport.ba」は「韓国でブラジル人の魔法」と称賛。さらにスペイン紙「AS」は「自宅なら二重の捻挫確実」と記し、「ゴールキーパーが何もできなかったタッチ。大邱のストライカー、セシーニャがとんでもないゴールを決めた」と手放しで賛辞を送っていた。
その後、同点に追いつかれて1-1で終えた大邱だが、驚きを与えたゴールに反響が広がっている。
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