リバプール不動SB、華麗な“トリック級カーブ弾”に英注目 「同僚を凌駕しようと試みた」
イングランド代表DFアーノルドがトレーニングで同僚DFファン・ダイクに対抗する一撃を披露
新型コロナウイルスの影響によりプレミアリーグは中断を余儀なくされていたが、リバプールは今月20日に練習を再開した。そんななか、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドがトレーニング中に披露した“超絶カーブ弾”に英メディアが注目している。
リバプールは今季27勝1分1敗の勝ち点「82」でプレミア首位を独走。2位マンチェスター・シティに暫定で勝ち点差25差をつけ、30年ぶりとなるリーグ制覇まで“マジック2”に迫っている。新型コロナウイルスにより、リーグ戦は中断していたが、感染拡大の状況を鑑みて6月17日に再開が決定している。
右サイドバックのアーノルドは今季12アシストを記録し、リバプールの攻守の要として不動の地位を築いている。そんななか、自身の公式インスタグラムを投稿。ゴールマウスの斜め後ろに置いたボールに対して右足を振り抜くと、強力なスピンのかかったボールは大きなカーブを見せ、ネットを揺らした。
数日前に同僚のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが同じようなシュートを披露していたことから、英メディア「planet football」は「アーノルドが見事なトリックショットでファン・ダイクをコピーした」と見出しを打ち、「チームメイトを凌駕しようと試みた」と取り上げている。
現在、アーノルドはリバプール随一のキック精度を誇る存在として知られており、21歳ながらチームのプレスキッカーを任されている。ファン・ダイクが見せた巧みなシュートにいち早く反応し対抗する形で、キッカーとしてのプライドを垣間見せていた。
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