香川がスペインで迎える“正念場” 現地紙が強調「未来はかなりの上空で宙ぶらりん」
今後を左右する運命のラスト11試合へ 「自身の将来を懸けた戦い」
欧州各国リーグは新型コロナウイルスの影響によって中断を余儀なくされていたが、リーが・エスパニョーラは再開が正式に決定した。スペイン2部サラゴサのMF香川真司もシーズン再開に備えているが、スペイン紙は「サラゴサでの未来はかなりの上空で宙ぶらりんだ」として、“正念場”だと伝えている。
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新型コロナウイルスの影響により、サッカー界全体が停止状態にあったが、スペイン政府は4月末に段階的なロックダウン(都市封鎖)解除の方針を示し、今月には各クラブが徐々に活動を再開。サラゴサは今月8日から練習をスタートさせていた。そして、リーガの再開は6月11日に決定している。
そんななか、スペイン紙「マルカ」は「香川はサラゴサでの将来を懸けてプレーする」と見出しを打ち、香川が“正念場”を迎えていると指摘。昨夏にドルトムントからサラゴサに加入した香川は、今季序盤こそトップ下で輝きを放っていたものの、次第に出番を減少させ、絶対的な主力としての立場は確立できていない。
記事では、「香川のサラゴサでの未来はかなりの上空で宙ぶらりんだ」と取り上げ、「日本人スターは昨夏にリーガ2部にやってきた看板選手だ。多くの期待があったが、現時点でそれは現実のものになっていない。日本人選手の活躍は予想されていたものではなく、その将来ははっきりしていない。契約はもう1年残っているが、アラゴンのチームで続ける可能性は日々難しくなっている」と指摘し、次のように現状を説明している。
「チームが昇格しなければ選手は残留せず、1部に上がった場合でも年棒が上がるため残る可能性は低くなる。もし目標達成のための鍵になる存在であれば昇給の可能性もあるが、現時点では決定的な選手にはなっていない」
それでも、「最後の1カ月、残り11試合は、彼にとって状況をひっくり返して自身のレベルを取り戻し、欠かせない存在になるためのものになる」と伝えており、残されたチャンスに言及。「まだ時間はあるが、すでにミスの余地はない。自身の将来を懸けた戦いで、誰もが今最高の力を目の当たりにすることを楽しみにしている」と終盤戦が持つ意味を強調していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)