“鳥かご”練習の最中、鬼に背後を見せノールックのまま反対側の味方へパス

　プレミアリーグは、新型コロナウイルスの影響で中断していたシーズンを6月17日から再開させる可能性があることを発表した。すでに全体トレーニングも政府に承認されているなか、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが軽快な動きで自慢のテクニックを誇示している。

　ユナイテッドは20日から練習を再開。プレミアリーグは28日、6月17日に無観客試合の条件付きでシーズンを再開することで合意したと発表しており、各チームともに約2週間の準備期間のなかでギアを上げていく。

　今季チームトップの14得点を挙げている22歳のラッシュフォードは、自粛期間明けでも好調のようだ。クラブ公式ツイッターはパス回しの練習“鳥かご”の模様を公開。左足でトラップしたラッシュフォードが鬼に背中を見せる状態をとり、ノールックのままヒールでパス。反対側にいた味方に寸分の狂いなく鮮やかなパスを通して見せた。

　ユナイテッドの投稿には、「この男はメッシ、ロナウド後のサッカー界を支配する」「100万ドルのパス」「神の子」「超一流」とファンから称賛が相次ぎ、　米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門番組「ESPN FC」の公式インスタグラムも「マーカス・ラッシュフォードからこのパス」と注目している。

　再開後のエースの活躍に大きな期待が懸かることになりそうだ。