逆転負けでインテル長友にイタリアメディアが酷評の嵐 「ほぼ意味不明」「開始直後から圧倒」

同点弾の責任を問う声も

 また、サッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、長友に「4点」という落第点を与えた。退場処分やオウンゴールなどのプレーがなかった選手に対しては異例の低評価だ。

「最初の20分間は、ほぼ意味不明だった。同点ゴールでは、ボルハ・バレロをオンサイドの位置にしてしまった」

 こちらも、立ち上がりからのプレーが拙いもので「意味不明」という厳しい言葉を並べた。同点ゴールの場面では、インテルの左サイドからのクロスに対して右サイドバックの長友はゴール前に絞っていたが、1人分後ろにカバーリングポジションを取ったところで相手FWバレロに入り込まれた。同僚の位置までDFラインを保っていればオフサイドになったはずだと厳しく指摘されている。

 敵地での3位フィオレンティーナとの直接対決に敗れたことで、4位のインテルは勝ち点差5を追う形になった。UEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られる3位以内の確保に向け、崖っぷちに立たされた。そして、インテルと長友にとっては悪夢のようなゲームになってしまった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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