“トップ下”鎌田をフランクフルトSDが称賛 契約延長に言及「我々にとって重要な選手」
フライブルク戦で再開後初ゴール、ヒュッター監督は“10番起用”に手応え
日本代表MF鎌田大地の所属するフランクフルトが、来季終了後に満了となる同選手との契約延長に向けて動き出していることが分かった。ドイツ紙「ビルト」が報じている。
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26日に行われたブンデスリーガ第28節フライブルク戦にトップ下で先発出場した鎌田は、1-3で迎えた後半34分に自身にとってブンデスリーガ初得点となるゴールを決めるなど躍動し、リーグ戦で6試合ぶりとなるチームの勝ち点獲得に貢献。試合後、指揮官のアディ・ヒュッター監督も鎌田について「10番のポジション(トップ下)で素晴らしいプレーを見せてくれた。あと2、3点取ってくれないかと頼みたくなるくらいにね」と称賛の言葉を惜しまなかった。
また、フライブルク戦での活躍は、来夏までとなっている鎌田とフランクフルトとの契約の延長に関しても良い影響をもたらしたようだ。
同クラブでスポーツディレクターを務めるブルーノ・ヒュブナー氏は、同紙の取材に対して、「(契約延長について)我々は話し合っている。彼は我々にとって重要な選手の1人であり、素晴らしいアイデアの持ち主だ」とコメント。今季はここまで公式戦40試合に出場して9ゴール7アシストの結果を残している鎌田の実力を評価するとともに、契約延長に前向きであることを明かしている。
「初ゴールがカギになる。それを達成できれば、その後はもっとたくさん点が取れるようになると思う」という、以前のインタビューで鎌田が話したことを引用しながら、同紙ではフランクフルトの攻撃を牽引するようなさらなる活躍に期待を寄せている。不振からの脱却を目指す同クラブのキーマンとして鎌田の存在感が増しつつあり、それによって同選手を巡る契約延長交渉も今後、大きな注目を集めていくことになるだろう。