ユナイテッドOB、ミス連発のデ・ヘアを擁護 英雄GKと比較し“トッププレーヤー”と主張
ファン・デル・ホウ氏、現守護神デ・ヘアの安定感を称賛 「イングランドで最高のGK」
マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは今シーズン、試合でたびたびミスを犯し批判を浴びてきた。シーズン再開を前に、元ユナイテッドGKであるオランダ人のレイモンド・ファン・デル・ホウ氏は、クラブのレジェンドGKとして知られる元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル氏とデ・ヘアを比較し、その論調が厳し過ぎると語った。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。
ファン・デル・ホウ氏は、1996年~2002年までユナイテッドに在籍。その後、イングランドやオランダのクラブを渡り歩き07年に現役を退いているが、かつて自らがプレーした名門のGKとして、デ・ヘアがいかに素晴らしい選手かを現役時代のチームメートであったシュマイケル氏を引き合いに出し比較。ユナイテッド公式チャンネル「MUTV Group Chat」で次のように語っている。
「ユナイテッドには、とても良いGKがいる。デ・ヘアはファンタスティックだよ。彼はイングランドで最高のGKであることを示している。それも1年だけではなく、この数年間にわたってね」と、現守護神の安定感を称えた。デ・ヘアは今シーズン、プレミアリーグで度重なるミスを犯し英メディアから糾弾されてきたが、ファン・デル・ホウ氏は、そうした事実への見解も述べている。
「今シーズン、確かに彼はいくつかのミスをした。でも、それは普通のことだ。彼も人間だ。私がユナイテッドにいた当時を振り返っても、ピーター・シュマイケルは最初、絶対にミスをしないように思われた。でも、ユナイテッドが3冠を達成したシーズン、彼もどうしたんだろうと思わせるような難しい時期を過ごしたよ。デ・ヘアは素晴らしい選手で、ミスは誰にでも起こり得るんだ」
こうした批判を浴びることは、トッププレーヤーの宿命だとファン・デル・ホウ氏は考えているようで、「すべてのトッププレーヤーが同じ悩みを抱えるよ。素晴らしい選手たちは、ちょっとしたミスをしただけで『以前よりも衰えた』と言われる。これはおかしなことだよ。彼らも人間なんだ。特にGKは常に安定していないといけないし、ミスを犯したら、次は正しい場所にいてシュートを止めないといけないんだ」と、その難しさを力説。デ・ヘアが世界屈指のGKである事実に変わりはないと強調していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)