アーセナル退団は必然? 英識者、D・ルイスの去就報道に見解「だから多くの移籍を…」

ダビド・ルイスはアーセナル退団の可能性が取り沙汰されている【写真:Getty Images】
ダビド・ルイスはアーセナル退団の可能性が取り沙汰されている【写真:Getty Images】

キャラガー氏、D・ルイスのアーセナル退団報道に言及 「契約延長なしでも驚きはない」

 アーセナルに所属するブラジル代表DFダビド・ルイスは、シーズン終了後の退団が報じられているが、リバプールOBの元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏にとっては驚きではないようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 D・ルイスは今シーズン開幕前に、800万ポンド(約10憶円)の移籍金でチェルシーからアーセナルに加入した。だが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」によると、契約は1シーズンのみとなっているようで、契約満了に伴い、クラブを離れると言われている。

 これに対し、リバプールのレジェンドであるキャラガー氏は同メディアに対し、U-20フランス代表DFウィリアム・サリバの加入が33歳のベテランDFを追いやることになるとしつつ、同時にD・ルイスの安定感のなさも指摘した。

「彼は集中力を欠き、判断ミスもする。それがチームに代償を払わせてきた。だから、彼はそのキャリアで多くの移籍をしてきたんだ。アーセナルは来シーズンから、サリバが加入することになっており、とても楽しみにしているだろう。彼はまだ19歳だから、あのポジションを務めるには、もう少し経験が必要だと思うけれどね。だから、正直に言うと、彼らがダビド・ルイスの契約を延長しないことは、驚きではないよ」

 2017年にチェルシーでプレミア制覇を経験しているD・ルイスのキャリアについて、キャラガー氏は「DFとしては不本意な表現かもしれないけれど、エンターテインメント性があるよね」と言及。さらに「彼はプレースタイルを変えないだろう。どんな監督でも、ダビド・ルイスは変えられない。キャリアでは成功を収めたし、大金も稼いだ。素晴らしいクオリティーを持っている。タイトルを獲得した時に(アントニオ・)コンテ監督の下で務めた3バックの中央が、彼の最適なポジションだろうね」と、選手としてのキャラクターを踏まえつつ、適性ポジションを指摘した。

 今シーズン、公式戦32試合でプレーしているD・ルイスだが、契約延長交渉がまとまらずに、このままアーセナルを離れることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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