マジョルカMFキ・ソンヨン、「同じ釜の飯を食べている」久保について言及

　スペイン1部マジョルカの元韓国代表MFキ・ソンヨンは、同じクラブで共闘する日本代表MF久保建英に衝撃を受けたようだ。韓国メディア「スポーツ韓国」が「マジョルカで同じ釜の飯を食べている日本人ストライカー久保建英」と紹介した一方、キ・ソンヨンは「本当に上手い」と絶賛している。

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　韓国代表でキャプテンも務めた経験を持つキ・ソンヨンは、セルティックやスウォンジーで活躍。2018-19シーズンからニューカッスルに所属するも、今年1月末に契約を解消していた。3週間近く無所属の状態が続いたものの、2月24日にマジョルカとシーズン終了までの契約を結んでいる。

　キ・ソンヨンは、元韓国代表FWク・ジャチョル（アル・ガラファ）のYouTubeチャンネルに登場。新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、欧州主要国ではドイツが先んじてリーグを再開させ、スペインも6月の再始動に向けて動き出している。感染予防を徹底しており、キ・ソンヨンは「私たちもすでに三度コロナテストを受けた」と明かした。

　その一方、記事では「マジョルカで同じ釜の飯を食べている日本人ストライカー久保建英について尋ねると…」と言及。19年夏にFC東京から名門レアル・マドリードへ完全移籍し、マジョルカへ1年間の期限付き移籍をしている久保の名前が話に上がったという。

　キ・ソンヨンは「年齢を聞いて驚いたよ」と率直な思いを吐露。さらに「まだ18歳だった。本当に上手」と続け、ここまでリーグ戦24試合3ゴール2アシストの結果を残す日本人アタッカーを称えている。自身の18歳時と比較しつつ、「あんな上手いのに18歳だなんて……。18歳の時、自分は何をしていたのか分からないよ」と驚きを露わにした。

　また、韓国の新星として注目を集める19歳の韓国代表FWイ・ガンイン（バレンシア）を引き合いに出し、「イ・ガンインと同じく左利きで、2人の今後は興味深いね」と期待を寄せている。

　欧州で長年戦い続け、韓国代表としても長年活躍したキ・ソンヨンの目にも、久保の才能は眩いものとして映ったようだ。