不可解な判定への抗議? インテルの全選手、監督が試合後のコメント拒否

両チーム計3人が退場 後味の悪い上位対決に

 同37分、FWフェデリコ・ベルナルデスキの突破をインテルDFテレスが見事にストップしたが、これがファウルの判定。さらに、この日2枚目のイエローカードが提示され、退場処分になった。テレスの足は明らかにボールを弾き出していたため、インテルにとってはかなり厳しい裁定になった。

 さらに、表示された3分のアディショナルタイムが過ぎ、試合終了まであとわずかというところでハーフライン付近でインテルがスローインを得ると、フィオレンティーナFWサラテがボールを渡さずに小競り合いに発展。結局、サラテにここでレッドカードが提示された。インテルの最後の望みを乗せたロングボールはつながらず、試合終了の笛が鳴ったが、直後に主審の目の前でインテルMFコンドグビアが拍手をした行為が侮辱的と判断され、こちらもレッドカード。最終的に両チーム合計3人が退場処分となった。

 同サイトでは、試合の記事に対して「マッツォレーニが大災害」との見出しで報じるなど、その判定が試合に大きな影響を与えたと報じている。UEFAチャンピオンズリーグ出場権の3位を争う直接対決は、強烈な後味の悪さを残す結果になった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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