宇佐美とバイエルン時代、CL決勝で感じた“熱量差” 柿谷は意義強調「貴史以上の実績ない」
柿谷が認める宇佐美の存在 「ないものねだりみたいなので、好きになってしまう」
柿谷自身もバーゼル時代にCLに出場したからこそ抱いた特別な思い。その気持ちを受け止めながら、宇佐美は当時の“裏話”を交えながら冷静に振り返った。CL決勝でPKを蹴るということ。数メートル先で起こっていることが感じきれなかった。だが、その経験さえも確かな糧。だからこそ、柿谷も言葉を続ける。
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柿谷「貴史のシュートセンスとかドリブルセンスって俺はないに等しい。俺もドリブルだってできへんことはないけど、ドリブルで人を魅了するというタイプではなかったから。FWとして必要な要素が詰まっている。(宇佐美は)もともとFWをずっとしていたわけじゃないのに。ないものねだりみたいなので、好きになってしまう。人を沸かせられるということに」
2人が欧州から古巣へ復帰したことを、人は失敗と言うかもしれない。それでも、失敗を、過去を恐れずに今もサッカーを続けている。どんな「転機」も受け入れて道を切り開く。CL決勝の舞台で宇佐美が感じたことは、必ずや今につながっているはずだ。