高松大樹、大分のレジェンド集結“ナビスコ優勝メンバー座談会”開催 今だから語れる裏話も
西川、森重、金崎らに加え、当時の指揮官シャムスカも参加して盛り上がりを見せる
大分トリニータは2008年、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)優勝を果たし、クラブ初、そして九州のチーム初のメジャータイトル獲得を成し遂げた。当時のキャプテンを務めた元日本代表FW高松大樹氏が、自身のYouTubeチャンネル「Mr.チャンネル13」で優勝メンバーを集めた座談会を実施。豪華な顔ぶれで様々な“裏話”も披露している。
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大分は1999年に発足したJ2に初年度から参加。02年にはJ2優勝&J1昇格を果たした。05年途中にペリクレス・シャムスカ監督が就任すると、06年には一桁順位(8位)を達成。そしてシャムスカ体制3年目の08年に快挙を成し遂げる。ナビスコカップで快進撃を見せ、決勝では清水エスパルスを2-0で破って初タイトルを獲得。九州に初の主要タイトルをもたらした。
当時の大分はGK西川周作(現浦和レッズ)、DF森重真人(現FC東京)、MF清武弘嗣(現セレッソ大阪)、FW金崎夢生(現名古屋グランパス)などの逸材を各ポジションに抱え、キャプテンの高松氏やFWウェズレイ氏ら経験豊富な選手と噛み合った好チームとなっていた。「Mr.チャンネル13」ではそんなチームのメンバーがオンラインで一堂に介し、栄光の08年を振り返る企画を実施している。
動画は前後編に分かれており、前編には西川、森重、金崎、藤田義明(ジュビロ磐田)、鈴木慎吾氏、深谷友基氏、上本大海氏、高橋大輔氏が出演。開始早々に飲食を始める金崎の自由さに始まり、ナビスコカップ決勝での雰囲気や、優勝後のビールかけの秘話など、このメンバーでなければ語れない話を多く披露していた。
そして後編では、当時の指揮官であるシャムスカ氏に加え、助っ人としてチームの屋台骨を支えていたエジミウソン氏とホベルト氏も参加。シャムスカ監督には「この中で選手として誰が欲しいか」という質問がぶつけられるなど、12年の時が経過したからこそ聞ける話も盛りだくさん。入団当初はボランチだった森重がセンターバックにコンバートされた経緯を問い、シャムスカ氏が真意を明かすという貴重なやり取りも収録されていた。
高松氏の司会もあり、最初から最後まで盛り上がりを見せた08年ナビスコカップ優勝メンバー座談会。日本サッカーの歴史に刻まれるタイトルに貢献した戦士たちの“ぶっちゃけトーク”は、まさに他では見ることのできないものだった。