ミランの右サイドで躍動する本田 伊メディアも「輝きを再確認」と称賛

強烈なミドルも「ホンダ砲」と称える

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、14日の本拠地ジェノア戦で先発フル出場。前半5分にFWカルロス・バッカの先制ゴールをアシストすると、後半19分には30メートル強の弾丸ミドルを決めた。本田の1ゴール1アシストの活躍でミランは2-1と勝利し、試合後に公開されたイタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカート・ウェブ」による選手採点でもチームトップタイの評価を受けた。

 本田に「7点」を与えた同サイトは寸評でも本田を称賛した。

「今は素晴らしい時期を過ごしているが、今日もそれを再確認する1日になった。右サイドでデシリオと何度も良いコンビネーションを見せた。前半に放ったミドルシュートは(ジェノアGKの)ペリンにセーブされたが、後半に距離のあるところから放ったホンダ砲は彼を打ち破った」

 ロングレンジのシュートという印象的なシーンだけでなく、右サイドでのコンビネーションも絶賛されている。この日は、昨季から連携の良さが目立っていた右サイドバックのイニャツィオ・アバーテが欠場し、DFマッティア・デシリオが出場していた。試合前の不安要素の一つだったが、デシリオの前のスペースをタイミング良く空けてオーバーラップを促すプレーも見せた。

 同様に「チームにクオリティーを与えた」と称賛されたMFリッカルド・モントリーボも、本田と同じ「7点」の採点となった。中盤の核になる主将と「10番」が輝いたミランは、2016年に入って上昇気流に乗りつつある。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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