ザルツブルク監督、ハーランドに南野所属のリバプール推奨 「素晴らしくフィットする」
指導にあたったマーシュ監督は「特別な才能を持っている」と能力を絶賛
ザルツブルクでノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを指導したジョゼ・マーシュ監督は、現在ドルトムントで大活躍の教え子について、昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者リバプールに「パーフェクトにフィット」すると語っている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
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ハーランドはノルウェーのブリンFKで2016年に15歳でプロデビュー。モルデFKに移籍してキャリアを積み、19年1月には日本代表MF南野拓実(リバプール)が所属していたオーストリア1部ザルツブルクへ移籍した。その後も圧倒的なペースでゴールを量産すると、わずか1年後にドルトムントに引き抜かれ、今季はザルツブルクとドルトムントで合わせて計36試合41得点を挙げている。
マーシュ監督は英地元紙「リバプール・エコー」のインタビューで、19歳のハーランドについて「彼はとても特別な才能を持っている。スピード、爆発力、体格、パワー、テクニック、シュートにおいて、彼はすぐにでも世界トップレベルのくくりに入ることだろう」と述べ、こう続けている。
「それに加え、彼には戦術的知性、モチベーション、自制心や向上、成長することへの欲求を兼ね備えている。それらを組み合わせた選手というのは非常に特別なものを持っているんだ。私たちはまだアーリングのポテンシャルのほんの少ししか見ていない」
冬の移籍市場でドイツへ渡ったばかりだが、すでにレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドなど、さらなるビッグクラブから注目を集めているハーランド。しかし、マーシュ監督が“イチオシ”するのは、今季プレミアリーグで首位に立ち、圧倒的な強さを誇る南野所属のリバプールだ。
マーシュ監督は、「彼はドルトムントで良いパフォーマンスをこれからも見せるだろう。次のステップに移るまでどれほどの時間が必要になるかは分からないが、彼には間違いなく、世界最高の選手の一人となるポテンシャルがある。(新天地が)リバプールとなれば、クラブはとてもラッキー」と見解を述べた。
「安くはないだろうが、彼は爆発的なスタイルのプレーを好むし、オープンスペースのポジション取りやディフェンスの裏を取ること、アグレッシブなプレーも好む。セオリー的には、リバプールのやり方に素晴らしくフィットするだろう」
近い将来、リバプールと再び南野とタッグを組むことはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)