本田は「ミランのリーダー」と絶賛の声 16カ月ぶりの衝撃弾で呪縛を解き放つ

「封印の解けた本田」との見出しも

 この日、本田が決めたリーグ戦で16カ月ぶりのゴールは、あまりにも鮮やかだった。後半19分、右サイドからのボールをフィールドの中央で受けた本田は、ぽっかりと空いた前方のスペースにボールを持ち運ぶと左足を一閃。強烈なシュートはワンバウンドすると、雨が降ってスリッピーになったピッチでスピードを増し、ゴールに突き刺さった。そのゴールと距離が、観る者すべてに鮮烈な印象を残している。

 同サイトは、試合の速報記事でも「封印の解けた本田」と見出しで報じた。2014年10月7日のベローナ戦以来となったリーグ戦でのゴールは、イタリア中の注目を集めるものになった。ピッチ上でリズム良くボールをつなぎ、守備にも奮闘する姿はいつもと同じだったが、この日はそこにゴールという目に見える結果がついてきた。「リーダー」と評された本田が、2016年のミランをけん引している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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