浦和キャプテン西川周作、待望のグループ練習再開に喜び 「希望が見えた」
「良い方向に向かっていると思うし、これから楽しませるプレーを準備したい」
一方で、西川は「シーズンが終わってオフになると、僕の場合は休んで、立ち上げの時にはすごくきつい。今回に関してはいつ始まるか分からず、常に危機感を持ちながら準備をできていたので、シーズンオフから明けてキャンプを迎えるよりも意外と体が動く感覚だった」とも話した。29日にもJリーグが再開日程を発表する見通しだが、多少なりとも個別に体を動かせる状態だったことは救いになっている模様だ。
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「先が見えたというか、目指す日程がはっきりしてきたことに希望が見えたと思う。準備期間も1カ月ちょっとあり、これからチームとしてもいろいろなステップを踏みながら、確実にコンディションも良くなると思う。みんなでトレーニングをできる日も近づいていると思うので、楽しみな気持ちと、いよいよだなという新鮮な気持ちがある。これから浦和レッズとしてもJリーグとしても明るい話題を提供できると思う。良い方向に向かっていると思うし、これから楽しませるプレーを準備したい」
首都圏が本拠地だけにトレーニングの再開などは最も遅くなったチームの一つとなった浦和だが、芝生の上への“復帰”はサッカーのある日常の復活に向けた足音が近づいてきていることを実感させる。しばらくは感染対策に強く配慮した手探り状態にはなりそうだが、少しずつ明るいニュースも増えていきそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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