モウリーニョ新体制なら“爆買い”成立も? マンU司令塔に忍び寄るチャイナマネー

アトレチコも獲得を狙うが…

 27歳のスペイン人司令塔とクラブ間には残り2年の契約期間があるが、ユナイテッドとの契約を延長する見込みは薄いという。そんなマタに、アプローチしているのが母国スペインのアトレチコ・マドリードだ。今冬の移籍市場でも獲得に興味を示していたものの、3000万ポンド(約49億2000万円)とも言われる移籍金と週給17万ポンド(約2700万円)という莫大な費用を前に交渉が難航している。

 その一方で、今冬の移籍市場で猛威を振るった中国スーパーリーグの少なくとも3クラブが、マタの獲得を狙っているようだ。 記事では「フアン(・マタ)はスペインに戻ることが幸せと考えていたが、現在は中国が興味を示している。その魅力的な金額は断ることはできないだろう」と記され、移籍金と給与ともに隔たりのあるアトレチコよりも、豊富な資金力を持つ中国クラブとの商談成立の可能性が高いと見られている。

 今冬の移籍市場では、コロンビア代表FWジャクソン・マルティネス(アトレチコ・マドリード→広州恒大)、ブラジル代表MFラミレス(チェルシー→江蘇蘇寧)、コロンビア代表MFフレディ・グアリン(インテル→上海申花)らが中国に活躍の場を移している。 欧州各国のクラブが”爆買い”の猛威にさらされるなかで、彼らに続いてマタの名が“チャイナ・コレクション”として加わるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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