南野拓実は「フィルミーノの位置でいい」 ザルツブルク監督が説く“別の役割”は?
「プレスをしてボールを拾うだけじゃなく、ビルドアップもできる」
南野は“偽9番”として最前線でプレーするだけでなく、両ウイングでも起用されており、ザルツブルク時代はトップ下を主戦場としていた。クロップ監督も南野の最適なポジションを模索している段階にあるが、前線ならどこでもプレーできるユーティリティー性が南野の最大の強みであるのは間違いない。そのなかで、マーシュ監督は最前線で“別の役割”を与えたほうが理想だと考えているようだ。
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「(リバプールは)攻守の切り替えが早く、激しいシステムのためサラーやマネの(ウイングの)ポジションが彼のベストになることはない。相手にプレスをかけられるロベルト・フィルミーノのポジションでいいと思う。ビルドアップのために10番ポジション(トップ下)に落ち、ゴールを決めるためにボックス内に侵入する。フィルミーノが得意だが、タキにもできると思う。彼は中盤の8つのポジションでプレーできる。プレスをしてボールを拾うだけじゃなく、ビルドアップもできる」
これまではファーストディフェンダーとしての役割が強かった偽9番起用だが、マーシュ監督はもっとビルドアップに関わらせてもいいと見解を述べた。プレミアリーグは6月以降の再開を目指すなか、南野はベストポジションを見つけられるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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