「大空翼もびっくり?」 左足の魔術師、キャプテン翼級の“50m驚愕弾”をバルサ称賛
ブラジル代表FWリバウドが98年5月のアトレティコ戦で決めたスーパーロング弾を回顧
日本の人気サッカー漫画「キャプテン翼」には、現実の選手をモデルにしたキャラクターが何人も登場する。その1人が元ブラジル代表10番FWリバウドだ。スペインの名門バルセロナの公式ツイッターは「大空翼もびっくり?」と超絶ゴール映像を公開している。
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リバウドは“左足の魔術師”の異名を取った元ブラジル代表アタッカーで、バルセロナでは1997-98シーズンから5シーズンにわたって主力としてプレー。最後の2シーズンは10番を背負い、チームの顔として存在感を放った。
ブラジル代表でも10番を与えられた技巧派は、2002年日韓ワールドカップでFWロナウジーニョ、FWロナウドとともに「3R」と呼ばれる強力な攻撃トリオを形成し、2大会ぶり歴代最多5度目の優勝を飾った。
2014年に現役を引退するまで華麗なプレーを披露し続けたリバウド。バルセロナ公式ツイッターは在籍時代の衝撃ゴールを公開している。1997-98シーズン、デポルティボからのバルセロナ移籍1年目の天才レフティーはリーグ戦34試合19ゴールと爆発し、リーグ戦とスペイン国王杯の国内2冠に貢献。同シーズンの98年5月10日第37節アトレティコ・マドリード戦(2-5)で魅せた。
前半12分、センターサークル付近でボールを持ったリバウドは、相手が寄せるなかで思い切りよく左足を振り抜く。前方へのパスかと思われたが、、そのキックは宙高くに上がると、前に出ていた相手の元スペイン代表GKフランシスコ・モリーナの頭上を越え、ダイレクトでネットに吸い込まれた。
ライバルの敵地で決めた50メートル超のスーパーロング弾をバルサ公式が公開。「キャプテン翼」ではリバウドをモデルにしたキャラクター「リバウール」が出てくるなか、主人公の「大空翼」を引き合いに出しつつ、「今日のバルサゴーーーール!!!!! 大空翼もびっくり?」と称賛している。
左足の魔術師が放った美しい一撃はいつまでも色褪せることはなさそうだ。