1得点1アシストの「スーパーホンダ」 伊メディアがミラン10番に最高点を与える
本田にチーム最高の7.5点 称賛の言葉が並ぶ
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、14日の本拠地ジェノア戦で1ゴール1アシストの大活躍を見せ2-1の勝利に導いた。試合後に公開されたミラン専門のニュースサイト「milannews.it」の選手採点では、「バンザイ!ミラン スーパーホンダとともに」との見出しで報じ、チーム最高評価で絶賛している。
この日の本田は、前半5分にFWカルロス・バッカのゴールを左足クロスでアシストすると、後半19分には30メートル強の弾丸ミドルを決め、チームの2得点に絡んだ。記事では本田にチーム最高点となる「7.5点」を与え、寸評にも称賛の言葉が並んだ。
「ミランに来てから、この日本人選手にとってベストゲームの一つになった。(ジェノアGKの)ぺリンをゴールの角を襲うシュートで脅かし、そのコーナーキックからカルロス・バッカの1-0のゴールをアシストした。ピッチでは全てのボールの出発点となるような振る舞いを見せた。後半の半ばには、左足でミドルシュートを試みてぺリンを打ち破り、ミランに勝ち点3をもたらした」
アシストの直前となった前半4分、本田は右サイド寄りの25メートルほどの位置から強烈なミドルシュートを、ニアサイドの上スミに放った。これはGKぺリンに阻まれたが、続くCKからの流れでクロスを送りアシストをしている。得点に絡んだシーン以外でも、右サイドにポジションを取りながら時に中央へ進出し、ミランの攻撃のリズムを作ったプレーが絶賛されている。
2014年10月7日のベローナ戦以来となったリーグ戦のゴールは、強烈な印象を地元メディアにも与えたようだ。完全にレギュラーポジションを確保した本田は、ミランの中心選手としての地位を確立しつつある。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images