ウルブスFW争奪戦に11クラブ参戦か マンU、ユベントスなどが獲得興味と英紙報道
メキシコ代表FWラウール・ヒメネス、今季の好パフォーマンスで複数クラブが獲得に関心
ウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネス獲得に向けて、マンチェスター・ユナイテッドやイタリア王者ユベントスなど11クラブが関心を示しているという。英紙「デイリー・スター」が報じた。
今月5日に29歳の誕生日を迎えたヒメネスは、母国メキシコのクラブ・アメリカでプロキャリアをスタートさせた後、アトレティコ・マドリードを経由してベンフィカへ移籍。2018年にウォルバーハンプトンに期限付き移籍して結果を残すと昨季から完全移籍となり、今季は公式戦22ゴール10アシストの活躍を見せている。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によりシーズンが中断する前まで、ウォルバーハンプトンはプレミアリーグで6位につけるなど好パフォーマンスを見せている。元U-21スペイン代表FWアダマ・トラオレやポルトガル代表MFルベン・ネヴェスといった選手にも関心が集まっているが、特に注目を浴びているのがヒメネスだ。
記事ではトータルで11クラブが獲得に興味を示していると伝えており、攻撃陣を強化したいオレ・グンナー・スールシャール監督が率いるユナイテッドもその一つ。さらにイタリア紙「トゥット・スポルト」の情報を基に伝えるところによると、ユベントスも今年初めにカタールへ去った元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの代わりとして、同選手を「理想的」な補強ターゲットとして考えているという。
引く手あまたの状況をヒメネスの父は「とてもクール」と喜んでおり、メキシコメディア「Medio Tiempo」に対し「ラウールはいつも(関心を集めるのは)とてもクールだと言っていた」とする一方で、「彼は現在のクラブでとてもハッピーで、今はチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ出場を目指している」ともコメント。さらに同選手の父親は「そういうようなコメントを聞くのは、とてもクールだし嬉しいと彼は思っているが、ただの噂話。私たちが今、願っているのはリーグが来月に再開すること。それ以外は意味のないことだ」と続けている。
あくまで憶測に過ぎない移籍報道だが、ヒメネスがウォルバーハンプトンの来季欧州カップ戦出場権獲得の可能性を広げる立役者の1人になっていることは間違いない。充実のシーズンを過ごすストライカーは、来季どのチームでプレーするのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)