ユナイテッドFWイガロ、中国復帰が濃厚に 上海申花との交渉が難航と英メディア報道
今年1月に短期レンタルで加入 駒不足に陥っていた前線の穴を埋める活躍を披露
中国の上海申花からマンチェスター・ユナイテッドへ期限付き移籍していたナイジェリア代表FWオディオン・イガロは、今季終了後に中国に戻ることが濃厚になったようだ。完全移籍の可能性も伝えられていたが、ユナイテッドと上海申花の間で合意が難しい状況になったという。英公共放送「BBC」が報じた。
30歳のイガロは今年1月、5月31日までの短期レンタルでユナイテッドに加入。プレミアリーグでは4試合で無得点に終わるも、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では3試合2得点1アシスト、FAカップのダービー・カウンティ戦では2得点をマーク。イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードらが負傷で駒不足に陥っていた前線の穴を埋める活躍を見せ、一時は完全移籍でユナイテッドに加入する可能性も浮上していた。
しかし、「BBC」によれば、ユナイテッドはイガロを完全移籍で獲得しない方針をすでに決定。新型コロナウイルスの影響でプレミアリーグが6月以降まで延期され、シーズン終了までプレーするためにさらなる短期契約延長の可能性はあったようだが、上海申花との交渉は難航中だという。
イガロは2月17日のチェルシー戦(2-0)でユナイテッドデビューを飾り、最後にプレーしたのは3月12日に行われたELのLASK戦(5-0)。“赤い悪魔”の一員として試合に出場した期間は、わずか1カ月間だけだった。
かねてからユナイテッドファンを公言し、加入時に「夢が叶った」とも語っていたイガロ。残留希望を明らかにしているが、それは叶わず中国へ戻ることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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