弾丸ミドルに高精度クロス! ミラン本田が1得点1アシストの大活躍で勝利に導く
ジェノア相手に披露した「本田ショー」
ミランの勝利を背番号「10」が導いた。日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、14日の本拠地ジェノア戦で2-1と勝利。先発フル出場の本田は、前半5分にFWカルロス・バッカのゴールをアシストすると、後半19分には30メートル強の弾丸ミドルを決めて1ゴール1アシストの大活躍。チームを勝利に導いた。
右サイドハーフで先発した本田は、立ち上がりからキレの良い動きを見せた。前半4分、右サイドから中央に進出すると左足で強烈なミドルシュートを放った。ニアサイドのゴール上スミへ飛んだボールは相手GKのファインセーブに遭った。しかし、そのシュートで得た右CKでミランはサインプレーでマイナス方向のボールを入れる。中の選手とは合わなかったが、ボールの先にいたMFリッカルド・モントリーボはキッカーに戻すようなボールを右サイドへ。オフサイドポジションにいたMFジャコモ・ボナベントゥーラがプレーをストップすると、後ろから猛然と本田が追い越し、ゴールライン間際でボールをフィールド内に収めた。
体勢を立て直した本田は、狙い澄まして左足クロスを供給。FWエムベイエ・ニアングが相手と競った上を越えたボールは、ファーサイドでフリーになっていたFWバッカにピタリ。バッカがトラップから右足を振り抜き、先制ゴールを決めた。
先制点を得たミランは、さらに攻撃の圧力を強めていく。本田もミラン攻撃陣の中でスムーズな連携を見せ、本田が走り込んで空けたスペースにFWバッカが走り込む決定機もあったが、ゴールには至らずに前半は1-0で終了した。
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