ミラン本田、16カ月ぶりの復活ゴール! 衝撃の30メートル弾を叩き込む

背番号10の今季初得点に本拠地が沸く

 豪快な左足ミドルが、ついにゴールネットを揺らした。14日の本拠地ジェノア戦の後半19分、ACミランの日本代表FW本田圭佑がゴールから30メートル以上あろうかというミドルシュートを突き刺し、チームの2点目を生み出した。

 リーグ戦で1年以上ぶりのゴールは、あまりにも鮮やかだった。後半19分、右サイドからのボールをフィールドの中央で受けた本田は、ぽっかりと空いた前方のスペースにボールを持ち運ぶと左足を一閃。強烈なシュートはワンバウンドすると雨が降ってスリッピーになったピッチでスピードを増し、ゴールに突き刺さった。

 本田のリーグ戦でのゴールは、2014年10月7日の昨季ベローナ戦以来。2015年はノーゴールに終わった男が、久しぶりのゴールを本拠地サンシーロで決め、スタジアムのサポーターからも大歓声が沸き起こった。同年1月にミランに加入した本田のセリエA初ゴールもまた、ジェノア戦だった。

 この日は前半5分にFWカルロス・バッカの先制ゴールを左足クロスでアシストし、さらにはゴールも決めた。まさに、本田ショーとでも言うべきゲームになっている。公式戦で11試合連続スタメンとレギュラーポジションを確保した背番号「10」は、シニシャ・ミハイロビッチ監督からゴールが課題と言われてきた。それも、この日の一撃で最高の回答を見せた格好になった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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