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3-6-1の最強布陣? 「キャプテン翼」日本人選手ベストイレブンをスペインメディア選出
中盤は三杉、岬、大空翼ら豪華タレントが勢揃い
6人が選出された中盤のトップバッターは、“ガラスのエース”こと三杉淳。持病の心臓病により短時間のプレーしかできないのが小学生時代からのストーリーだが、「それが自チームを引っ張るのになんの障害にもならなかった。ゲームの先を読む能力、戦術力、テクニック、インテリジェンス、目標達成のスピリッツを備え、あらゆるポジションでプレーすることができた」と絶賛。オフサイドトラップの描写は大きなトピックだった。
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2人目は「ワールドユース」編の冒頭でイタリアに渡って夢を叶えようとする「中原中の12番」こと葵新伍だ。入団テストを受けられるという詐欺に遭い生活費をだまし取られて、オレンジを使ったリフティングで日銭を稼ぐという描写もあったが、紆余曲折あって名門インテルの下部組織に入団。「ピッチ内外で謙虚さを前面に出すキャラクター」と触れられているが、“直角フェイント”を駆使した突破力が魅力の選手で、“プリンチペ・デル・ソーレ(イタリア語で太陽の王子)”というニックネームも付いた。
続いたのは「最高のパートナーで、お互いに完璧なまでに理解し合っている」と大空翼とのコンビが称えられる、永遠のゴールデンコンビこと岬太郎。その能力は「チームメイトとの連携力に優れ得点力もある」とされたが、やはり負傷の多い描写が印象にも強い。
そして、主人公の大空翼も当然の選出。「議論の余地なくリーダーとなり、誰もが羨むテクニックと生まれながらの得点力、逆境に耐える能力、素晴らしいフィジカルを有し、あらゆるライバルに打ち勝つ存在になる。変化をかけたシュートが彼の得意技」と、絶対的な中心であることが認められている。
中盤の残り2人は、あえてセットで紹介したくなる立花政夫、和夫の兄弟。「この兄弟はすごいスピードがあり、非常に特別な形でサッカーを捉えていた。彼らの地獄のカタパルトはシリーズ最高の一つ」と、世界中のサッカー少年たちが思わず真似をしたくなり、そして痛い目に合う“スカイラブ・ハリケーン”は強烈なインパクトを残したようだ。