【#今こそひとつに】横浜FM遠藤渓太、配達業者&スーパー・コンビニ店員にメッセージ 「すごく感謝しています」

横浜F・マリノスでプレーする日本代表MF遠藤渓太【写真:高橋学】
横浜F・マリノスでプレーする日本代表MF遠藤渓太【写真:高橋学】

東京五輪世代の新星がエール 「再開した時に最高のパフォーマンスを見せられるように頑張ります」

 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、スポーツ界も停滞を余儀なくされている。世界各地で「STAY HOME」の動きが広がるなか、医療従事者や社会のインフラを支える人々は、最前線に立ち続けて我々の生活を支えてくれている。そんな人々への「感謝」は、この時期だからこそ誰もが感じるものだろう。

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「Football ZONE web」では、サッカーに関わる人々からの感謝のメッセージを発信する特別連載【#今こそひとつに】をスタート。本稿では横浜F・マリノスの日本代表MF遠藤渓太の声をお届けする。

 横浜FMの下部組織で育った遠藤は、2016年にトップチーム昇格。昨季は33試合に出場して7得点を挙げ、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。東京五輪世代の日本代表としても活躍し、昨年12月にはA代表の一員としてE-1選手権にも参加している。

 遠藤が感謝を示したのは、人々の生活に直結する業務をこなす配達業者や、スーパーやコンビニの店員の方々だ。

「僕が感謝をしているのは、配達業者の方々やスーパー・コンビニの店員の方々です。この生活になってからスーパーに行くことも劇的に増えましたし、配達で水やお茶を頼む機会が増えています。家でできる縄跳びも頼みますし、そういうものを配達してくださっている配達業者の方々には、少なからずリスクはあると思います。そのなかで仕事を全うしていただけているのは、個人としてすごく感謝しています。

 コンビニも普段以上に使う機会も増えましたし、スーパーも同じです。いくらマスクをしていたとしても、透明のカーテンをしていたとしても、リスクを伴うものだと思います。そのリスクを顧みずやってくださっていることに、とても感謝しています。

 この時期は、みんなで耐えていかないといけない時期だと思っています。選手としては(リーグが)始まった時にどれだけ最高のパフォーマンスを出せるか、というなかで準備をしています。もちろん、サポーターの方々も週末の楽しみがなくなっているかもしれませんが、再開した時に僕らが最高のパフォーマンスを見せられるように頑張りますので、それまで一緒に頑張っていただけたらなと思います」

 日々の生活必需品を届けてくれる方々への感謝を持ちながら、リーグ再開に向けて準備を続ける遠藤。ピッチ上で再び躍動する日を楽しみにしながら、今はともに危機を乗り越えていきたい。

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