セビージャ4選手の“パーティー参加”にリーガ会長が苦言 「どんな行動にも責任を持つべき」
バネガら4人が先週末にパーティー参加 テバス会長はプロとしての姿勢を問う
欧州各国のリーグ戦が徐々に再開を目指すなかで、リーガ・エスパニョーラのセビージャの選手たちが軽率な行動に出てしまった。大人数の集会が禁止されるなかでキャプテンの元アルゼンチン代表MFエベル・バネガらがパーティーを実施したことが明らかになり、SNS上で陳謝。これを受けてリーガのハビエル・テバス会長も遺憾の意を示していることをスペイン紙「マルカ」が伝えている。
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きっかけはバネガの恋人がインスタグラムに先週末に行われたパーティーの様子をアップロードしたこと。そこにはバネガやアルゼンチン代表MFルーカス・オカンポス、MFフランコ・バスケス、オランダ代表FWルーク・デ・ヨングと4選手が含まれていた。これを受けて“炎上”となり、バネガが自身のアカウントで陳謝するに至っている。
この知らせはリーガ再開に向けて動き出しているテバス会長の耳にも入っている。スペインテレビ局「Movistar」でのインタビューに答えた同会長は、以下のように苦言を呈した。
「選手たちがこの件について悔やんでいることは救いだ。彼らは社会の模範となる存在であり、自分たちの行動には細心の注意を払わなければならない。全ての選手に対して、こうした行動は避けるように喚起していく。我々の仕事を危険に晒すことになるんだからね。人の集まる場所には、無症状の感染者がいる可能性がある。複数人で一つの水タバコを吸っていたようだが…。彼ら自身、どんな行動にも責任を持つべきだ。トレーニング場やスタジアムで万全の対策をしていても、個人的な集まりは懸念材料になる」
このように言及したのは、リーガ再開カードを6月11日のセビージャ対ベティスのアンダルシアダービーに予定していることもあるようだ。「亡くなった方々への追悼の意味を含めた試合」として開催する予定であるため、当該チームであるのセビージャの選手を咎めた部分もあるだろう。フットボール再開に向けて、選手たちはピッチ外でも改めてプロフェッショナルとしての行動を求められることになる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)