ドウグラスの“無重力ヘッド”を演出 相手の想像を超えた衝撃の“高精度”アシスト

ドウグラスが二見に賛辞 「足で蹴ったセンタリングのようなボール」

 試合後にドウグラスは「足で蹴ったセンタリングのようなボールだった」と、ロングスローを投げた「二見が素晴らしかった」と賛辞を送ると、二見は「たまたまやろ。上手く事故を起こせた。大事故やったけど(笑)」とおどけてみせた。

 この試合には、神戸の三木谷浩史会長の姿もスタンドにあった。ドウグラスが今シーズン、神戸へ移籍したきっかけがこのスーパーゴールだったのかは定かではないが、二見もV・ファーレン長崎へ移籍してしまったため、このコンビの“飛び道具”からのスーパーゴールが見られないことは残念の極みだ。

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下舘浩久

しもだて・ひろひさ/1964年、静岡市(旧清水市)生まれ。地元一般企業に就職、総務人事部門で勤務後、ウエブサイト「Sの極み」(清水エスパルス応援メディア)創設者の大場健司氏の急逝に伴い、2010年にフリーランスに転身。サイトを引き継ぎ、クラブに密着して選手の生の声を届けている。

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