インテル、PSGのイカルディ大幅値切りには応じず “満額”82億円を要求
PSG、インテルからイカルディの買い取りを目指して金銭交渉中
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、インテルから期限付き移籍で加入しているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの買い取りを目指しているものの、その値切り交渉にインテルは応じる意思がないとイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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イカルディは昨季にインテルでキャプテンを務めてシーズンをスタートしたが、半ばを過ぎた時期に契約延長を巡ってクラブと対立。妻で代理人のワンダ・ナラ氏がSNSでクラブ批判を展開して大炎上したことも相まって、キャプテンの座をはく奪された上に今季開幕前のオフシーズンにはクラブから公式に“戦力外”を宣言された。それでも移籍金の減額と国内移籍に応じない構えを見せたインテルを前に、イカルディ夫妻はあくまでもイタリア残留を望み、移籍市場最終日にようやくPSG行きが決まった。
そのPSGではコンスタントにゴールを決めていることで、強化責任者を務める元ブラジル代表MFレオナルド氏はイカルディの買い取りを行う意思があるという。しかし、レオナルド氏は当初設定されていた7000万ユーロ(約82億円)の買い取りオプション行使ではなく、2000万ユーロを減じた5000万ユーロ(約59億円)の買い取りを持ちかけているという。
PSGは1000万ユーロ(約12億円)の成果ボーナスをつけているとされるものの、その条件は満たすことが難しい内容だとされた。インテルとしては戦力外と見なしているイカルディを現金化したいものの、減額に応じる意思がないと指摘。レオナルド氏が買い取りを望む場合は、2000万ユーロ分の穴埋めを現金か選手で行わない限り交渉は進展しないとの見通しを示した。
交渉のデッドラインが5月31日とされ、それを過ぎればPSG以外のクラブもイカルディの獲得に直接参戦ができるとされる。レオナルド氏は残り1週間ほどとなった優先交渉権を持つ間に、どのような提案をインテルに行うのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)