「ヴェルナーはリバプールに合う」 トーレス級の「とてつもない爆発力」を英識者称賛
ハーグリーブス氏、ヴェルナーのリバプール移籍に期待
RBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーはリバプールのトップターゲットと伝えられ、今夏の去就が注目を集めている。元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブス氏は、ヴェルナーがリバプールで“新たなフェルナンド・トーレス”になれると期待を懸けているようだ。英紙「デイリー・メール」が報じた。
ヴェルナーは今季ブンデスリーガで26試合21得点を挙げており、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(27得点)に次ぐ得点ランキング2位。カップ戦も含めれば、31試合27得点(12アシスト)とゴールを量産している。
24歳の点取り屋は今夏のビッグクラブ移籍の可能性がすでに報じられており、関心を持っているクラブの一つがリバプールと言われている。
現役時代にバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッドで活躍したハーグリーブス氏は、「ヴェルナーはフェルナンド・トーレスのようなタイプで、とてつもない爆発力があり、誰よりも前に出ることができる」と語り、スピードと高い決定力を備えたヴェルナーがリバプールの“新たなトーレス”になる可能性を秘めていると指摘した。昨季限りで現役を引退したトーレスは、2007年から11年までリバプールでプレーし、公式戦142試合81得点の記録を残している。
ハーグリーブス氏は「ヴェルナーはリバプールに合うだろう。彼らは誰よりもカウンターとトランジションに優れたチームだ」と、ヴェルナーがリバプールの戦術にマッチした選手であることも強調し、「彼はすでに誰が自分とフィットするかを宿題として取り組むことになるだろう」とも語っている。
記事では「オーウェン・ハーグリーブスは、彼(ヴェルナー)がアンフィールドであの有名な背番号9のスペイン人(トーレス)と同じインパクトを残すと支持している」と伝えられた。バイエルン・ミュンヘンへの移籍も噂されるヴェルナーが、リバプールを率いる同胞ユルゲン・クロップ監督を「世界最高の監督」ともコメントしており、今夏の動向に大きな注目が集まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)