マジョルカ、15歳アルゼンチン人選手の練習参加を画策 18歳MF久保と共闘の可能性も
メキシコで生まれ、U-15アルゼンチン代表としてもプレーするルカ・ロメロに注目
日本代表MF久保建英が所属するマジョルカは、15歳のアルゼンチン人選手をトップチームの練習に参加させようとしていたという。そのなかで、リーガ・エスパニョーラからの“通告”があり、現時点では実現していないとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るったなか、スペイン政府は4月末に段階的なロックダウン(都市封鎖)解除の方針を示し、マジョルカは5月9日から他の選手と距離を取りながら個別練習を開始。すでに複数人でのグループ練習も行っている。
下部組織チーム(マジョルカB)からへスース・ルイスとフラン・ゴンサレス、ユースチームのペラ・ジョアンとイバン・ブラボー、さらにジュニアユース年代のラファエル・オブラドールがトップチームと一緒に練習しているが、さらなる選手の供給を画策しているという。それがU-15アルゼンチン代表の一員として、南米選手権に出場したルカ・ロメロだ。
ロメロはメキシコのドゥランゴで生まれたが、両親はアルゼンチン人。年代別のアルゼンチン代表でプレーするのを決める前は、“メキシコ人メッシ”とも言われていた逸材だ。記事によれば、マジョルカ下部組織のディレクターを務めるセルヒオ・バジェシージョ氏が、リーグ再開後の過密日程でビセンテ・モレノ監督が「足りないものが何もないように」準備に動き出したという。
「去る火曜日(19日)にクラブはまだジュニアユース年代(15歳)のルカ・ロメロへ連絡を取り、順調に行けば水曜日(20日)にビセンテ・モレノの指揮下に入るように伝えた。少年の父親でプロ選手だったディエゴ・モレノがルカに付き添い、パルマ市内の病院でCovid-19(新型コロナウイルス)の検査を受け、その結果はバルセロナへ送られ、物事のすべてが望まれたように運べば、少年はトップチームで練習するためにシューズを履くことになっていた。父親はマルカに対して『電話が鳴った時に、ルカにシューズを磨いておくように言った』としている」
ただ、新型コロナウイルスの世界的情勢もあり、リーガから“待った”がかかったという。
「ルカの夢が実現するように見えたが、ラ・リーガはマジョルカの狙いにブレーキをかけ、これ以上の選手を練習に加えるのは認められないとクラブへ通告した。こうして、現時点でルカ・ロメロはその時を待たなければならないことになっており、より練習が現実的でチーム全体でできるようになる第4段階からその瞬間が来ることになりそうだ」
完全に練習参加の道が閉ざされたわけではなく、新型コロナウイルスの影響に細心の注意を払いながらの生活が解消されれば、ストップも取り下げられる模様。“日本のメッシ”とも言われる久保と、練習場で共演する可能性も十分ありそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)