「早くサッカーをしたい」 浦和DF橋岡、Jリーグ再開への思い吐露「無観客でも…」
オンラインで共同取材、自宅待機中も「できる限りのことはしていた」
浦和レッズのDF橋岡大樹が共同でのオンライン取材に応じ、「無観客かもしれないという話も出ているけど、それであってもサッカーがしたいというのが正直な気持ち」と、リーグ戦の再開を待ちわびる思いを明かした
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
浦和は2月に公式戦を2試合消化した後に、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中断。しばらくはトレーニングをする期間があったが、3月中旬からほぼ活動を休止している。橋岡は「自宅でできるトレーニングも、できる限りのことはしていました」と話すものの、「レッズの自分が出ている試合の映像はちょくちょく見ているし、セルヒオ・ラモス選手のプレー集などはたまに見ていましたけど、早くサッカーをしたいというのが率直なところ」と、うずうずした思いが溜まっているのは間違いないようだ。
中断期間中の5月17日に21歳の誕生日を迎えた橋岡は、本来なら今夏に開催される予定だった東京五輪出場を一つのターゲットにしてシーズンを送っていたはずだった。しかし、新型コロナウイルスの影響を受けて大会は1年延期となった。それでも橋岡は、持ち前の前向きさで物事を捉えて、大会出場に向かっていく思いを話している。
「そんなにネガティブに考えるほうではないけど、サッカーができないというのはもちろんすごくストレスがあったし、気持ちが落ちることもありましたね。ただ、ネガティブに考えても、どこかにポジティブなことがないかと考えるようにしていますし、今は筋トレや体幹を重点的に考えてできるのはポジティブなこと。オリンピックが1年延期になったことで、また成長する時間があると思いました。みんなからは『延期になって残念だね』と言われましたけど、1年成長した自分を見せられるのは良いことだと思います」
そうした前向きな考え方には、「常に自分が大事にしているのは、30%の不安と70%の自信という言葉」があるという。橋岡は「人はそれで成長できるというのを聞いたことがあって、100%自信を持っているのも良いと思うけど、それだと努力を怠ってしまう感じもある。努力をくれるのが30%の不安で、70%の自信があるからチャレンジする勇気がもらえると思う」と話した。これはタレントの島田紳助さんの言葉で、昨年に動画サイトで見たのだという。