レアルBの18歳新星に悲運 コロナ禍でシーズン終了…「強制的バケーション」と現地紙報道
MFレイニエル、セグンダB以下のシーズン打ち切りで公式戦の出場機会を失う
スペインのリーガ・エスパニョーラ1部と2部は、6月中の再開に向けて各クラブがトレーニングを始めている。その一方で、3部にあたるセグンダB以下のリーグはシーズン打ち切りとなった。これで大きな影響を受けているのは、レアル・マドリード・カスティージャに在籍する18歳の新星ブラジル人MFレイニエル・ジェズスだと、スペイン紙「AS」が伝えている。
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レイニエルは18歳の誕生日を迎えた今年1月、ブラジルのフラメンゴからレアルへの加入が正式に決まった。新加入会見ではこれまでのキャリアを描いた映像が流されるなどのエモーショナルな演出に、レイニエル本人が涙を流すなど感動に包まれ、今後のキャリアが嘱望された。
そんな彼の行く手に立ちはだかったのは新型コロナウイルスの感染拡大だった。レイニエルは、トップチームのEU圏外選手枠の関係でBチームにあたるカスティージャに所属したが、スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長が6日、セグンダB以下のリーグ打ち切りを発表。これによって公式戦出場の機会も失われることになった。同紙によると、レイニエルはPCR検査にて陰性を確認されているものの、いまだ在宅を強いられているようで、「強制的なバケーション」を与えられている状態だという。
2019-20シーズン開幕前、同じくEU枠外の選手として注目された日本代表MF久保建英にも、カスティージャでのプレーが選択肢に入るとの報道もあった。結果的にマジョルカへの期限付き移籍を選んだものの、もしレアルに在籍する選択肢を取っていた場合、トップチーム昇格へのライバル候補であるレイニエルと同じ境遇に置かれたのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)