ペップが「神」と崇める万能DFもマンCへ? SB史上最高の66億円での獲得を狙う

10のポジションをこなすアラバ 指揮官自身が獲得を熱望か

 来季のマンチェスター・シティ監督就任が決まっているペップことジョゼップ・グアルディオラ監督は、現在の教え子と一緒にイングランドへ渡ることを望んでいるようだ。英地元紙「デイリー・スター」によれば、指揮官はサイドバックとしては史上最高額となる移籍金で、「神」と絶賛するオーストリア代表DFダビド・アラバの引き抜きを画策しているという。

 バイエルンとの契約を2年残すアラバの移籍金は4000万ポンド(約66億円)にも上るという。この金額はアラバが主戦場とするサイドバックの選手としては、歴代最高額になると見られている。

 現在シティのサイドバック陣は右サイドのフランス代表DFバカリ・サニャ、アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタ、左サイドのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフ、フランス代表DFガエル・クリシと、いずれも30代に突入している。将来を見据えて、若い血を入れる必要性に迫られている。

 そこでペップが望むのは、23歳と若く、複数ポジションをこなせるアラバだ。以前からペップは「アラバは我々のゴッド(神)だ。彼は10近いポジションをこなせる」と、この俊英レフティーを大絶賛していた。ペップ流を肌で知る世界最高の左サイドバックが、プレミア初上陸となる名将の、トップターゲットとして浮上している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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