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デンマーククラブ、世界初”バーチャルスタンド”を実現 チケット無料の「新しいデジタル構想」

オーフスGFが実施 無観客試合のなか、ピッチ脇の大型スクリーンでファンと共有
デンマーク1部リーグのオーフスGFは新型コロナウイルスのパンデミックによってファンが不在となるスタジアムに世界初の“バーチャルスタンド”をオープンする。デジタル会議プラットフォーム「Zoom」とのコラボレーションによって実現したとクラブ公式サイトで発表した。
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新型コロナウイルスのパンデミックにより中断しているデンマーク1部リーグは28日から再開する。ドイツ・ブンデスリーガと同様に、試合は無観客で行わる予定だ。
ドイツでは無観客のスタンドにサポーターの顔写真を付けた人形を設置するなど試みを実施して話題となっているが、29日にランダースFCと対戦するオーラスGFでは世界でも初となる“バーチャルグラウンドスタンド”が採用されるという。
ファンはZoomを通じて声援を送り、その映像が本拠地セレス・パークのピッチ脇に設置された大型スクリーンで共有される。スタジアムに行けない状況でデジタルツールを活用した新しい応援の形が実現可能となる。
このバーチャルスタンドによる観戦のチケットは無料で、通常のスタジアムでの観戦と同じようにホームやアウェーなど22セクションが選択可能になっているという。
オーフスGFのヤコブ・ニールセンCEOは「歴史的かつ、新しいデジタル構想を実現させ、それを利用する最初のクラブになることは誇らしい」と語っている。スポーツイベントの無観客試合での開催は今後も続く見込みなだけに、この“リモート応援”スタイルが一つスタンダードになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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