Jリーグ、29日に6月末~7月頭の再開日程を決定 全体練習の期間は「4~5週間」確保
22日に臨時実行委員会が開かれ、会見に村井満チェアマンが出席
Jリーグは22日、第7回臨時実行委員会を行い、ウェブ会見に村井満チェアマンが出席した。再開時期は29日に開催される臨時合同実行委員会で決定する方針となり、練習期間は全体でのトレーニングで「4~5週間」が共通して確保される。最短で6月末から無観客でリーグを再開することとなり、移動による感染リスクが低い近隣の対戦から今後の日程を組む見込みだ。
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日本中に蔓延している新型コロナウイルスの影響でJリーグは2月にJ1、J2の開幕節を迎えたあと、中断が決定。その後、4月25日にJ3、5月2日にJ2、5月9日にJ1が再開予定だったが、4月3日に白紙に戻すことで合意した。また4月から5月にかけて政府から緊急事態宣言が出されたため、再開時期は未定のままだった。
そんななか、緊急事態宣言も段階的に解除され、全国的にも見通しが立ってきたことから、この日の実行委員会では29日に再開日程を決定する方針に固まった。さらに村井チェアマンは、実行委員会では各クラブに「無観客」における再開を提案したところ、「反論は全くなかった」という。さらに練習期間においては、「全体練習」で「4~5週間」確保する見込みとなっており、29日を起算日としてトレーニング時間を考えると最短で6月末~7月上旬が再開時期となる。また、移動による感染リスクも考え、まずは近隣の対戦からカードを組んでいく可能性が高まったと、村井チェアマンは説明している。
「飛行機で言うと、全ての空気が3分間で入れ替わる。新幹線は6~8分で入れ替わる。健康管理している選手なら大きな危険を伴うものではない。感染が収束していれば問題ないが、危険が伴うなら、なるべく隣接する地域のマッチメイクを多くして再開を迎えたい。我々だけではどうにもならないこともあって、県をまたぐことに不安な地域もある。知事の判断で許可をもらう可能性もある。スタジアムを使用するなら行政にお願いすることもある。全クラブが知事や市長らに説明し、『移動も配慮しながらやっていくので受け入れご理解下さい』と、各地域に丁寧に働きかけをしていくことが大事な要素」
選手へのPCR検査や、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の採用可否など、解決すべき事案は残っているが、ようやくJリーグ界にも光が見えてきた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)