マネは嫌われ者だった!? 元同僚が激白「仲間がゴールを取らせたくないみたいだと…」
サウサンプトン時代の同僚MFワニャマがマネとのやりとりを回想「仕方ないから、協力したよ」
セネガル代表FWサディオ・マネは現在、日本代表MF南野拓実の在籍するリバプールで不可欠なエースストライカーの一角を担っている。そのマネについて、MLSのモントリオール・インパクトに在籍するケニア代表MFビクター・ワニャマはサウサンプトン時代のマネの“嫌われ者疑惑”な過去を振り返っている。
リバプールは昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で14年ぶりの優勝を果たし、今季はプレミアリーグ首位を独走。30年ぶりのリーグ制覇まで“マジック2”に迫っている。黄金期を思わせる強さを示しているが、そんなチームの原動力となっているのがマネだ。
昨季にリーグ戦22得点で同僚のエジプト代表FWモハメド・サラーとともに得点王に輝いたマネは、今季はここまで14ゴールを記録し、チームの得点源となっている。ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、サラーと形成する3トップは世界でも屈指の破壊力を誇るが、そんなマネもサウサンプトン時代には不遇の時期があったようだ。
英地元紙「デイリー・エコー」はケニア放送局「Madgoat TV」のインタビューを引用し、サウサンプトン時代に同僚だったワニャマのコメントを紹介。当時チームメートだったマネがピッチ上で孤独の苦悩を抱えていたことを明らかにしている。
「僕たちは(マウリシオ・)ポチェッティーノの下で家族のようだった。特にマネとは兄弟のような関係を築いたよ。だが、ある時、マネが僕に対して『仲間たちがパスを出すのを嫌がっているようで、僕にゴールを取らせたくないみたいだ。僕たちは近い距離でプレーできるかい?』と言ってきた」
ワニャマはマネの提案に困惑した様子だったが、「仕方ないから、協力したよ。それから僕は常に彼にパスを回すようにした。いい奴だから、適切に接してあげたかったんだ」と振り返っている。現在はリバプールで常にパスが回ってくる立場で、南野を含め、チームメートと良子な関係を築いているが、サウサンプトン時代には苦い過去があったのかもしれない。