乾貴士、バルサ相手のカンプ・ノウ“鮮烈ボレー2発”に再脚光 日本人初の偉業から「早3年」
エイバルMF乾貴士が3年前に日本人で初めてカンプ・ノウで決めた2発に再脚光
リーガ公式ツイッター日本語版が、エイバルの日本代表MF乾貴士が決めた伝説の”2ゴール”を回顧した。2017年5月21日に行われたスペインリーグの最終戦、当時もエイバルに所属していた乾がバルセロナ戦で決めた鮮烈な2ゴールに再び脚光を当てている。日本人初めての偉業達成の瞬間は今でも忘れられないものとなっているようだ。
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乾は2007年に横浜F・マリノスでプロキャリアをスタートさせ、08年途中からC大阪に在籍。11年夏にドイツへ渡り、ボーフム、フランクフルトでプレーして、15年夏に念願だったスペインへの移籍を決断。3年間在籍したエイバル、ベティス、アラベスを経て、今季からエイバルに復帰している。
乾と言えば、2016-17シーズン最終節のバルセロナ戦が”伝説”の一戦として挙げられる。17年5月21日、敵地カンプ・ノウで先発した乾は、前半7分に右サイドのアーリークロスに対して大外を走り込み、左足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺さぶった。乾の勢いはとどまらず、後半16分にはFWセルジ・エンリキの浮き球パスに走り込んで再び左足ダイレクトボレー。ワールドクラスの守護神ドイツ代表マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの守るゴールマウスを再び打ち破った。
試合は、その後バルサの猛攻を受け、エイバルは2-4と敗れたが、バルサ相手の日本人初ゴールという偉業は鮮烈な印象を残すものとなった。当時は、過去20度の公式戦で得点、アシストを達成した日本人は一切おらず、さらにバルセロナは逆転優勝を狙っていた。この”伝説”に公式ツイッターは「乾選手がバルサ相手に魅せたカンプ・ノウ2発から早3年」と、色褪せない2ゴールに再脚光を当てている。
コメント欄にはファンから「これはテアシュテーゲンも止められない」「これは今見てもすんごいな。バルサ相手にしかもスーパーゴール」「こっから負けるのほんと悲しい」と反響が寄せられた。3年の時が過ぎたものの、乾が魅せた2発はファンの心にも深く刻み込まれているようだ。