「絶対に許さない」 ベルギー代表FWルカク、“理不尽な起用”を強いた因縁の監督は?

「ディ・マッテオはまったく違ったアプローチをしてくれた」

 ルカクはチェルシーをCL制覇に導いたディ・マッテオ氏に対して敬意を示した一方で、前任者のビラス・ボアス氏には敵意をむき出しにしている。

「ある時は左サイドでプレーしなければならなかったし、また別の時は右サイドだ。それでは成長することはできなない。俺は自分について考える必要があった。だからクラブに自分の考えを伝えたよ。ビラス・ボアスにプレッシャーがあったことも知っているけどね」

 センターフォワードとしてのプレーにこだわりを持っていたルカクだけに、サイドで起用されたことに不満を感じていたようだ。「ディ・マッテオはまったく違ったアプローチをしてくれた」とイタリア人監督への信頼を明かしたうえで、「もっと早くからそうされるべきだった。本当に、私は前監督を絶対に許せない」と強調していた。

 ルカクは結局チェルシーでプレミアリーグ10試合の出場に終わり、得点もなかった。WBA(2012〜13年)とエバートン(2013〜17年)でのプレーを経て、17年にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。そして昨夏にはインテルへ移り、セリエAに初挑戦している。ビラス・ボアス氏との出会いがなければ、後のキャリアも大きな変化が起きていたかもしてない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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