元スペイン代表MF、新鋭FWにバルサ移籍を勧めず!? 「もしメッシの誘いならば…」
バルサFWと同姓同名のMFルイス・スアレス、インテルFWラウタロの移籍話に言及
バルセロナとレアル・マドリードは、今夏の移籍市場でインテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの獲得を目指している。だが、かつてバルサとインテルでプレーした元スペイン代表MFルイス・スアレス氏は、ラウタロがイタリアに残るべきと語った。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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ラシンから2018年夏にインテルに加入したラウタロは、今シーズンのセリエAで大活躍。22歳のストライカーは2シーズンで公式戦66試合25得点をマークし、ヨーロッパのトップクラブから関心を集められるようになった。バルサは、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの後継者として獲得を狙っているが、同姓同名の元スペイン代表MFで、1960年にスペイン人として唯一バロンドールを受賞したルイス・スアレス氏は、セリエAに残るべきと話した。
イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」の取材に応じたスアレス氏は「私が彼なら、チームを変えることはしない。残るか、移籍するかの判断は、非常に難しい。もしメッシの誘いであるならば、答えを出すのは簡単かもしれないけどね」と指摘。そのうえで残留を強く勧めている。
「でも、私たちが話しているのは、まだとても若い選手のことだ。異なる世界に挑戦する時間は、まだ先に十分ある。真実を言えば、スペインに行けば、インテルで与えられているほどの出場時間を得られないだろう。私から、彼にアドバイスをしたい。今いるところに残るべきだ」
1月の時点でラウタロは、インテルのファンに対して残留を宣言し、クラブがセリエA8連覇中のユベントスを破る助けになることに集中していると語っていた。現在、セリエAは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中断しているが、3位につけているインテルのファンは、ラウタロの思いが変わっていないことを期待しているはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)