「日本人は僕をヒーローと呼ぶ」 元助っ人Jリーガーが回想「素敵なストーリーを描いた」
海外メディアがウィルソンにインタビューを敢行「日本では依然としてアイドル」
ブラジル人FWウィルソンはかつてベガルタ仙台などで活躍した助っ人外国人として日本でも馴染み深いストライカーだが、海外メディアのインタビューに応じ、日本でのキャリアについて振り返っている。
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世代別ブラジル代表も経験しているウィルソンは2012年に仙台に移籍すると、加入1年目でリーグ13ゴールを記録し、クラブ史上最高順位の2位躍進に大きく貢献。クラブ史上初となるJリーグベストイレブンにも選出された。5シーズンにわたり、仙台のエースストライカーとして活躍した。
その後、ヴァンフォーレ甲府を経て、母国ブラジルへと帰国したウィルソン。そんななか、米スポーツ放送局「ESPN」ブラジル版はインタビューを敢行し、「元コリンチャンス選手は日本では依然としてアイドルであり、日本復帰を期待している」と見出しを打ち、「日本人は僕をヒーローと呼ぶ」とウィルソンのコメントを紹介している。
「加入1年目でチャンピオンにあと一歩まで近づき、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権も獲得した。僕はチーム内得点王にもなったよ。ファンのアイドルとして素敵なストーリーを描くことができた。そして、主人公としてサヨナラとお別れを告げたよ!」
2011年の東日本大震災から間もないタイミングで加入したウィルソンだが、その力強いパフォーマンスでサポーターを勇気付けた。ウィルソンにとっても、日本で過ごした日々は特別な時間だったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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