本田圭佑は「教育的な面から非常に重要」 クラブスタッフが絶賛「我々とは違う」
「物事への取り組み方」をカウンセラーが称賛 「啓発していきたい」
ブラジル1部ボタフォゴに所属するMF本田圭佑は、3月分の給与返上をクラブに申し出たと報じられ、現地でも反響を呼んでいる。そんななか、ボタフォゴのカウンセラーは「教育的な面から非常に重要」と本田を称賛し、クラブ変革の可能性に期待を懸けた。
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今年1月にボタフォゴに加入した本田は、デビュー戦でPKを決める幸先の良いデビューを飾ったが、現在は新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断。クラブが金銭的な打撃を受けるなか、本田は3月分の給与返上を申し出ていたという。
そうした行動には財務担当のルイス・フェリペ・ノービス副社長からも称賛の言葉が送られているというが、日々の過ごし方でも周囲に好影響を与えると評されているようだ。ブラジルメディア「TERRA」によると、ボタフォゴのカウンセラーを務めるパウロ・リベイロ氏は本田の普段からの行いに感銘を受けていると明かしている。
リベイロ氏は「まだ彼と過ごした時間は短く、多くのデータは持っていない。通話アプリで話した際は、『早くプレーしたい』と言っていたよ」としつつ、ボタフォゴにおける本田の存在の重要性に言及。他の選手との“違い”について、次のようにコメントしている。
「一つ言えるのは、彼の存在が教育的な面から非常に重要だということだ。我々とは違う物事への取り組み方を示しているんだ。我々(ボタフォゴ)に変化をもたらせるよう、啓発していきたいと考えている」
近年は思うような成績を残せていないボタフォゴだけに、本田がチームを変える可能性には大きな期待が懸かっている。新型コロナウイルスの状況が収束した際には、その存在が改めてクローズアップされるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)