チェルシー、ベテラン2選手との契約延長を発表 ランパード監督も「心強い」と歓迎
33歳ジルーと38歳カバジェロ、1年の契約延長を決定
チェルシーは現地時間21日、2019-20シーズンで契約満了を迎えるフランス代表FWオリビエ・ジルーと元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロの両ベテランとの契約を延長することをクラブ公式サイトで発表した。
33歳のジルーはイタリアのインテルや同じロンドンを本拠地とするトッテナムからの関心も伝えられていた。しかし、チェルシーは1年の契約延長オプションを行使し、ジルーが残留することを発表している。
今シーズンはイングランド代表に選出されるまで急成長したFWタミー・エイブラハムにポジションを奪われていたが、同選手の負傷後に出場機会を得ると、2月のトッテナム戦(2-1)でゴールを決めるなど、チームを助けていた。
クラブも「シーズン中断前は、負傷離脱中だったタミー・エイブラハムの穴を埋める活躍ぶりで、改めて存在感を発揮。2月のトッテナム戦でのゴールや、その翌月にはリバプールをFA杯敗退へと追い込むプレーで貢献していた」と、評価している。
契約延長に際し、ジルーは「チェルシーでプレーを継続できることは嬉しい。早くシーズンが再開してほしいし、チームメートと戦いたい。安全が確保された際には、またチェルシーのユニフォームを着て、スタンフォードブリッジでプレーしたい」と、コメントを発表している。
また、チェルシーは2019-20シーズンの公式戦9試合に出場しているカバジェロとも、1年契約延長オプションを行使すると発表した。現在38歳のカバジェロは「今は誰にとっても厳しい時期だけど、こうして契約延長に至れたことを嬉しく思う。チームメートからの助けをありがたく思うし、監督やクラブにも感謝している。これからも期待に応えられるよう全力を注ぐよ。とてもハッピーだ」とコメントしている。
フランク・ランパード監督の下、大胆な世代交代に踏み切っているチェルシー。ジルーの残留についてランパード監督は「ピッチ内外でチームを助けてくれる存在だ。来シーズンも残ってくれて心強い」と発言しているが、経験豊富な2人の残留は、若いチームにとって大きなものとなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)