助走で確信 札幌DF福森、昨季ルヴァン杯決勝の直接FK弾回顧「どれもイメージ通り!」
Jリーグ公式ツイッターの「#教えてほしいJ」企画に答える形で自らのゴールを解説
新型コロナウイルスの影響でシーズンを中断しているJリーグは現在、「#教えてほしいJ」と題し、「選手がプレー時に考えていたことを”勝手に”質問していく企画」をツイッター上で実施している。今回は昨季ルヴァンカップ決勝で飛び出した珠玉の直接FK弾にスポットライトが当てられている。
「2019 JリーグYBCルヴァンカップ決勝 北海道コンサドーレ札幌 vs 川崎フロンターレ #福森晃斗選手の完璧なFK どんなことを考えていたのでしょうか」
2019年10月26日に埼玉スタジアムで行われたルヴァンカップ決勝、初の決勝進出を果たした札幌は前半10分に菅大輝のゴールで先制。その後、前半終了間際に追いつかれると、後半終了間際に勝ち越しを許したが、アディショナルタイムに劇的同点ゴールが生まれ、試合は延長戦に突入した。
2-2の延長前半4分で魅せたのが札幌DF福森だった。ゴール正面からやや右サイド、約16メートルという絶好の位置でのFKを獲得。相手の壁の前にMF深井一希とMF荒野拓馬がひざまずくなど駆け引きが行われるなか、福森が左足を振り抜くと、ボールはファーサイドのゴールへ一直線。一時は勝ち越しとなる強烈な直接FKを決めた。
福森は自身のツイッターで、Jリーグの企画に答える形でFK弾を振り返っている。
「ボールを置いて助走つけた時には、入るってゆう感覚がありました! 最初壁の上を狙おうと思ったんですが、距離も近かったですし壁も少し大きいなと思ったのでファーサイドのコースを切ってた大島選手、長谷川選手の上を狙うことにしました。コース、スピード、ボールの質、どれもイメージ通りでした!」
助走の段階で「入る」と確信があり、“狙い通り”だったという一撃に、ファンからも「えぐすぎ」「昨年のベストゴール」「敵ながらあっぱれゴール」などと改めて称賛の言葉が寄せられていた。