リバプールがヴェルナー獲得へ“プランB” シャキリら3選手放出で移籍金69億円を補填か
シャキリ、レンタル中のウィルソンとグルイッチを駒にヴェルナー獲得を再び画策
日本代表MF南野拓実の所属するリバプールが、かねてから噂のあるRBライプツィヒFWティモ・ヴェルナー獲得のために、スイス代表MFジェルダン・シャキリら3選手を売りに出す可能性があるようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えている。
2016年にライプツィヒへ加入したヴェルナーは、1年目でいきなりリーグ戦21ゴールを叩き出すと、2年目は13ゴール、3年目は16ゴールを記録。今季も25試合出場で21ゴールを決めており、ブンデスリーガを代表するストライカーとなった24歳がリバプールへ加われば、次世代の新エース候補として強力な補強になることは間違いない。
ただ、今年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でシーズン中断が続いていることや、再開できても無観客試合を余儀なくされる可能性があることから各クラブへの経済的打撃が予想される。米メディア「ジ・アスレティック」は先日、財政危機が続けばリバプールも今夏の移籍市場で大型の契約はしない方針であると報じていた。
ところが、ユルゲン・クロップ監督が3人の選手を放出すれば、移籍金5200万ポンド(約69億円)とされるヴェルナーを獲得できる可能性があるという。
その一人がトップチームでの出番が激減しているシャキリだ。実現はしなかったものの、シャキリには今年1月にセビージャやローマからレンタル移籍のオファーが届いていた。リバプールはこのシャキリを3000万ポンド(約40億円)で放出できないかと考えているようだ。さらに、レンタル移籍中のウェールズ代表MFハリー・ウィルソン(ボーンマス)とセルビア代表MFマルコ・グルイッチ(ヘルタ・ベルリン)にもオファーが来ることを望んでいるという。
果たして、リバプールはヴェルナー獲得の資金を集めることができるのだろうか。加入となれば、南野にとっては強力なライバルになることに違いない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)