軍事訓練参加で一度は丸坊主になるも、髪が伸びた姿でトッテナムの練習に復帰

　プレミアリーグは現地時間19日から、少人数でのグループ練習が再開された。新型コロナウイルスの影響でリーグが中断していた間、基礎軍事訓練のため帰国していた韓国代表FWソン・フンミンもチームに合流。丸坊主から髪が伸びた新たなヘアスタイルに「若々しく見える」といった声が上がっている。

　ソン・フンミンは今季、イングランド代表FWハリー・ケインが故障離脱を繰り返すなかでリーグ戦21試合9得点と奮闘。しかし、2月16日に行われたプレミアリーグ第26節アストン・ビラ戦（3-2）で右腕を骨折し、好調のなかで戦列を離れることになった。

　リハビリのための一時帰国を挟み、新型コロナウイルスの影響によるリーグ中断の間に兵役短縮の恩恵を受けているソン・フンミンは母国での基礎軍事訓練に参加。丸坊主や銃携帯・軍服姿が話題を呼んだ。

　2週間の隔離を経て、ソン・フンミンは19日の練習解禁に合わせてトレーニングを再開。自身のインスタグラムにはトレーニング場のピッチに寝そべり、笑顔でピースを決めるセルフィーを投稿した。

　韓国紙「韓国経済新聞」は「ソン・フンミンはトレーニングで幸せ…V字サイン、自転車乗車、KOREAソックス」との見出しでレポートしている。

「プレミアリーグは6月中旬のリーグ再開を目指し、20日から各クラブの5人以下の小規模でのグループトレーニングを解禁。ソン・フンミンは軍事訓練で短くなったヘアスタイルで練習場に現れた。前日にも練習場の芝に横たわってV字（ピース）を見せてくれたソン・フンミンは今回も明るく笑い、カメラ目線でV字を披露した。またシューズを脱いでスリッパをはいたまま、自転車をこぐ姿もあった。その靴下には『KOREA』の文字が鮮明に見て取れた」

　ソン・フンミンのインスタグラムにも「若々しく見える」「ソニーが帰ってきた」「君が恋しかった」とコメントが寄せられており、リーグ再開時の爆発に期待が懸かる。