「別次元の選手」 神戸イニエスタ、“感銘を受けた”アルゼンチンの名手2人とは?
リケルメとアイマールのクオリティーをスペインの名手も認める
Jリーグの再開日がいまだ決まらないなかにあって、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、日本に在住する最大級のビッグネームとして各国メディアの取材に応じている。アルゼンチン紙「Ole」のインタビューでは、自らが感銘を受けた2人の“アルゼンチンの名手”の逸話を挙げている。
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バルサ時代のイニエスタにとってアルゼンチンの名手と言えば、現エースであるFWリオネル・メッシは語るまでもないが、下部組織からトップチームに昇格した頃にいたチームメイトもいる。それがMFフアン・ロマン・リケルメだ。
いわゆるオールドスタイルな“ナンバー10”ながら、正確無比なパス精度を誇る異才の司令塔は現在ボカ・ジュニアーズの副会長を務めているが、「彼は事務所にいると聞いたんだ。ロマンとは常に話し合っていて、時には他の人々より継続している関係で、僕らはその会話、いい関係を維持できて嬉しいよ」とイニエスタは友好を持っていることを明かす。
2人が同僚だったのはルイス・ファン・ハール監督時代の2000年代前半、いわゆる“暗黒期”とされるところだが「僕にとってキャリアの始まりを共有したんだ。恐るべきクオリティーを持つ、別次元の選手だった」とその技術を語っている。そしてリケルメとともに、もう1人の選手を挙げている。
「僕が愛した選手はアイマールだよ。以前から大好きだった。彼もまた別次元の選手で、自信を持って大胆で、1対1を仕掛け、素早くインテリジェントがあふれていた」
バレンシアなどで活躍したアイマールは170cmと小柄ながら、アジリティーある動きと味方との連動で次々とゴールに襲い掛かった。そのプレーぶりは、イニエスタらスペイン人アタッカーに大きな影響を与えたことは間違いない。
なお今回のインタビューではバルサ時代の同僚でDFハビエル・マスチェラーノが所属しているエストゥディアンデスの移籍の噂について聞かれると、笑いながら「彼は僕に電話をかけてきたけど、そこまで込み入った話はしていないよ」とも明かしている。
ヨーロッパと南米の違いはあるが、同じスペイン語圏ということもあり、イニエスタの“アルゼンチン人脈”は大きく広がっているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)