不発のドルトムント香川、定位置奪還に暗雲 独紙が次戦ELでの先発落ちを予想

ハノーバー戦に3試合ぶりの先発で90分間奮闘も得点に絡めず

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、13日に本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで行われたハノーバー戦に先発フル出場を果たした。攻守に奔走し1-0で勝利に貢献したが、独地元メディアの採点でチームワーストタイの点数を付けられ、「90分間目立っていなかった」と酷評された。レギュラー再奪取に向けた、十分なアピールはできなかった。

 独地元紙「WAZ」紙の採点(1が最高、6が最低)で、香川は4.5点とチームワーストタイの点数となった。

 前半に2度絶好の位置でファウルを誘発し、直接FKを獲得した点を特筆された香川だったが、最後まで得点に絡むことはできなかった。寸評では「ベルリンへは行かず、カップ戦のシュツットガルト戦もベンチスタートだった。ハノーバー戦ではスターティングラインナップに名を連ねたが、2016年に入ってからゴールに絡めていない状況を変えることはできなかった。90分トータルで目立っていなかった。木曜日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)、FCポルト戦で先発する可能性は低そうだ」と、辛らつな言葉が並べられた。攻守両面で奮闘はしたが、結果に結びつく働きはできなかった。

 

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