橋岡大樹、中国代表DFの衝撃カンフーキック”謝罪”を受け入れ 「また国の代表として…」
昨年12月E-1選手権で危険プレーを犯した中国代表DFジャン・ジーポンの謝罪に返答
浦和レッズのDF橋岡大樹が、自身の公式ツイッターを更新した。日本代表の一員として出場した昨年12月のE-1選手権で対戦した中国代表DFジャン・ジーポンから、危険な飛び蹴りを受けて謝罪されたことについて返答した。
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衝撃のプレーが生まれたのは19年12月10日、E-1選手権初戦の中国戦だった。国内組で臨んだ日本は前半29分にFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)の代表初ゴールで先制し、後半25分にCKからDF三浦弦太(ガンバ大阪)が追加点。試合終了間際に1点を返されるも2-1で逃げ切った。
その一戦で戦慄が走ったのは前半31分だ。右サイドでロングボールを受けようとした橋岡に対し、ジャンが左足を大きく振り上げる“カンフーキック”を後頭部に見舞った。このプレーに対してジャンは先日、テレビ番組に出演した際に謝罪している。
「試合後に映像を見て、危険だと思いました。あるまじき行為でした。幸いにも怪我をしなかったことに安堵しています。そうでなかったら、自分を責め、恥じていたと思います。謝罪いたします。また機会があれば、その時はお手柔らかにお願いします」
これを受けて橋岡は20日に自身のツイッターを更新。「ジャン・ジーポン選手へ」という書き出しで謝罪へ返答している。
「僕に対しての謝罪の動画を見ました。あの時の映像を見ると、確かに危ないなと思うプレーであり今後はあってはいけないとは思います。でも、国を代表して戦う、という必死さがあのプレーを起こしたのだと思いますので、気にする必要はありません。謝罪までしてくれるという気持ちがあるという事は、故意ではないという事もわかります。また国の代表として、ピッチの上で再会できるように僕も頑張ります。その時を楽しみにしています」
テンションの上がる代表戦での出来事であることを理解し、橋岡は再び代表選手の一員として対戦することを呼び掛けた。橋岡は来年に延期された東京五輪世代で中心的な存在の1人で、近い将来のA代表定着も期待される。海外メディアも含め厳しい声も多かったジャンのプレーだが、当事者である橋岡は明確に謝罪を受け入れた。